太陽光発電の落とし穴

太陽光発電とセットで語られるのがオール電化です。オール電化は東日本大震災があるまでは、どんどん需要が上がっていました。マンション全部がオール電化という新築マンションも次々と建設され、オール電化がステイタスとなっていたのです。オール電化のメリットを紹介していきましょう。

エコへの意識より、コスト面での優位性から太陽光発電は日本で普及したといっても過言ではありません。太陽光で自家発電することは企業のみならず一般家庭でも可能です。再生可能エネルギーでこんなに小規模でも出来る電力システムは太陽光エネルギーの他にはありません。このシステムの導入は2010年頃とてもブームになったと言えます。

さらに一般家庭で節約を意識した時にガスより、電気を使うことでより太陽光発電のメリットを享受できるという認識が広がりました。調理をIHコンロでするなどの、電力で生活に必要なエネルギーを供給するというオール電化は本当に便利で、ガスの危険性もなく、コストも太陽光発電していれば軽減できるというメリットしか考えられていませんでした。

そんな中、2011年3月11日に起きた地震の影響で福島の原子力発電所が爆発しました。停電で電気は一切使えず、皆が不便な思いをします。さらに復旧後も電力は不足し、計画停電によって電気が止められてしまったところがたくさんありました。電気が使えないだけで普通の家庭でもできないことがたくさんあります。オール電化の住宅は特に不便でガスが通っていれば調理などできることもありましたが、IHなどすべてを電気に頼ることのリスクが一気に表に表れました。

生活に欠かせないインフラはやはりすこしでも分散しておくべきではないか?そういった考え方をする人が増え、オール電化のメリットがいくらあっても考え直す時代となったのです。

反対に、太陽光発電は震災によって見直されました。やはり家庭でも電力を自ら供給するというのは災害時の備えにもなります。オール電化にしなくても、太陽光システムの導入は拡大して欲しいと思います。